担担麺は清王朝時代の 1841 年、陳包包が生み出した中国生まれのファストフード。天秤担いで売り歩いていたために、汁なしになっとかなんとか。
日本でお馴染みの汁あり担担麺は、陳建民氏により考案された日本人向けスタイル。芝麻醬を使ったのも辛さを和らげるためとかなんとか。
そんな担担麺を食べる時の問題は、シビれるべきか、シビれないべきか。
日本式スタイルの汁ありの場合、シビれないという選択もアリだ。汁あり自体、元々が日本人向けにアレンジしているんだから、シビれないという選択も全然普通だ。てか、一般的な中華屋さんやラーメン屋さんではシビれるとかシビれないとか無いしね。
問題は、担担麺屋さんで汁なしを食べる時なのだ。
担担麺屋さんで中国式スタイルの汁なしを食べる時、シビれないを選択するのはいかがなものか?シビれてこその汁なしなのに、シビれないを食べるのは負けなんじゃないのか?
ぶっちゃけ、シビれたくない時もある。でも、シビれないを頼めない自分がいる。"汁なしを食べる" とは、そんな心の葛藤を含めてのことなのかも知れない。
でも、今回はシビれたい。1 年以上食べていない『175° deno 担担麺』の汁なし担担麺を食ってシビれたい。そんな気持ちで行くから、今回は気楽なのだ。
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外観
敷島ビルの地下に居を構えます。
二郎系も用意してます。まだ未体験ゾーン。
冬季限定のつけ麺も。
券売機
外に券売機が置いてあるスタイル。
花椒のシビれは得意ではない。でも、ここに来たらシビれるを頼むのが流儀ですな。
てことで、"汁なし担担麺 (シビれる)" を購入し、いざ店内へ。
店内
カウンターのみの小さな店内。しかしながらハンガー完備がイカす。
半分くらい埋まってましたが、先客が帰って所を激写。
いろんなラミネート
175 について語られてます。
麻 (マー) について。花椒の効能についても語られてます。
辣 (ラー) について。辣油って旨い。
汁なし担担麺の食べ方。何かしらの良いこと言ってるポストカード的なフォント。
辛さやスープなどを選びます。
辛さ 1 番、スープは清湯、麺 200 g でオーダーし、待ちます。
実食
汁なし担担麺 (シビれる)
きました。
久々に会うこの面構え。肉味噌にカシューナッツ、干しエビ、水菜に刻みネギ。辣油の赤さが白い器に映えますな。
花椒が掛かっている。
下からよくかき混ぜて、タレと麺、具材を絡ませていただきます。
この平打ちのモチモチ麺に濃厚な胡麻タレがよく絡みます。絡めれば絡めるほど旨い!
タレが飛ぶかもしれないとか考えずに、全力で麺をすする。汁なしは麺がくっつきやすいけど、お構いなしですするのだ。
食べ進めるうちにだんだん舌がシビれてくる。これぞ花椒の威力、これぞ汁なし担担麺。
なんだかんだ言って、この花椒のシビれを感じないと汁なし担々麺を食ったって感じにならないのだ。
水を飲んだ時に舌がシュッとくる感じを味わってこその汁なし担担麺、175 の担担麺なのだ。
汁なし黒胡ごま担麺 (シビレない)
こちらは家の人が頼んだ黒ごま。黒ごまの器には 175 のロゴマーク無し。
黒ごまの香りが口一杯に広がる。自分では頼めない "シビれない" も旨いねぇ。
完食。キレイに食べるのはリスペクトの証です。
やっぱ、名店は旨いのよ。このシビれを感じてこその汁なし担担麺ですな。二郎系も食べてみようかしらね。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
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この辺のお店の。
店舗情報
175°DENO担担麺 札幌駅前通店
〒060-0002 北海道札幌市中央区北2条西3丁目 敷島 ビル B1F
シビれ好きはこちらもね。