僕は『孤独のグルメ』を敬愛しています。
おっさんが只々飯を食う物語だが、観ずにはいられない。
おっさんと食事との戦い、食事と真正面から向き合う様に心躍る、それが『孤独のグルメ』なのだ。
先日、Amazonプライム・ビデオにて『孤独のグルメ』を観ていたところ、五郎さんがマフェなるものを食べていた。
マフェはギニアのチキン入りピーナッツバターシチュー。カレーのような見た目で雑穀米にかけて食べていました。
「そうだ、マフェ作ろう!鶏肉もスパイスもピーナッツバターもあるし!」
と思い立ち、レシピを調べて作ってみる。
使ったのは大体こんな感じ。
塩、ホワイトペッパー、ガラムマサラ、カイエンペッパー、ローリエ、ピーナッツバター、出汁、カットトマト、オリーブオイル。
まず、玉ねぎとニンニクをフードプロセッサーでみじん切り(ほぼペーストに)。
鶏肉をオリーブオイルで焼く。本来は手羽元だが、モモ肉で。
いい感じに焼き目を付けたら取り出して、玉ねぎをオリーブオイルで炒める。
で、水分が飛んできたら鶏肉を戻して馴染ませる。
何となく馴染んだら、トマト缶とピーナッツバター、出汁を投入。
20分ほど煮たら刻んだオクラ、スパイス類、塩で味を整えて煮込む。
出来たらご飯(家は玄米入り)にかけて食う!
旨い!程よい辛さにガラムマサラのスパイス感、ピーナッツバターのコクが味を盛り上げる。
オクラのもったりした感じも効いている。
とろとろになった鶏肉も、これでもかとご飯をすすませる。
しかし、人生でマフェを一度も食ったことない。
これは旨い、だがしかし、この味が本来のマフェなのかわからない。
何となく見様見真似で作ったが、正解かどうかわからないので、答え合わせを出来ないままガムシャラに食べ続けたのである。
まだ見ぬ正解を追い求め食べる、それがマフェなのだ。