老若男女、日本人の好きな B 級グルメの代表格といえばカレーとラーメン。
そして、「そのツートップ 2 つを合わせちゃえばいいじゃん!」って感じの良い意味でバカな発想 (完全なる妄想かつ全力の褒め言葉) で誕生したであろうカレーラーメンなるものも存在しています。
そんなカレーラーメンの発祥は諸説ありますが、新潟県三条市『東京亭』にて昭和初期に誕生したとのこと。
さらに、北海道でのカレーラーメンの起源といえば、1965 年に苫小牧市の『味の大王』にて札幌味噌ラーメンの対抗馬として生まれたとのことです。そして、隣町の室蘭市へ『味の大王』が進出したことにより室蘭市でも定着していきました。
カレーラーメンのお話から始まった今回は、前回までの聖地巡礼 沖縄編に続きまたもや孤独のグルメ聖地巡礼となります。
というわけで、孤独のグルメ 2022 年大晦日スペシャルにてフェリーで北海道苫小牧市に上陸後、五郎さんが立ち寄った『味の五十番』さんです。
今年の夏に北海道に帰省した際に巡礼してきたのです。
外観
緑町二条通にある双葉町 1 号公園のすぐそばに居を構えます。
駐車場に停めて、

脇道を通り、

正面入り口へ到着。

黄色と黒に赤の暖簾がお出迎え。この色使いとフォントは昔ながら町のラーメン屋ですな。
いざ、店内へ。
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店内
カウンターとテーブル席がある店内は地元のおなじみさんで賑わっています。
もちろん壁には五郎さん。

町のラーメン屋さんではあまり見かけない、お店のこだわりが詰まったラミネートもあります。

では、メニューを拝見。
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メニュー
主なメニューは
- ラーメン (正油・塩) 870 円
- もやしラーメン (正油・塩・味噌) 940 円
- カレーもやしラーメン (正油・塩・味噌) 1000 円
- ラーメン定食 (正油・塩) 1100 円
- もやしラーメン定食 (目玉焼き・小ライス) 1200 円
などなど
ラーメン屋然としたメニュー表ですな。

壁には写真があるので助かります。

店内には野菜を炒める小気味よい音とラードの香りがしていますねぇ。
ということで、五郎さんと同じ ”味噌カレーもやしラーメン定食 (こってり)” をオーダーし五郎さんを憑依させながら、しばし待ちます。
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実食
味噌カレーもやしラーメン定食 (こってり)
きました。
炒めもやしにチャーシュー、メンマ、ピンクのなるとにお麩も乗っています。

目玉焼きが二つと千切りキャベツ。この黄身の感じは半熟ですね。

まずはスープを。
こってりではありますが、クドイなんてことはありません。もやしを炒めたラードの香りが北海道ですな。

カレーですが、いわゆるカレーソースやカレーうどんのようなとろみがあるわけではなく、程よく味噌とカレーのスパイスを感じるスープ。ピリ辛だからと油断してるとむせます。
麺は北海道を感じる黄色い縮れ麺。

ご飯を浸してスープカレー風に。

ピンボケしてますが、染み染みのお麩が旨い。

最後はご飯に目玉焼きとスープをかけていただきます。

完食。
小ライスと書いてますが全然ボリューのある丼飯なので腹パンパンですわ。

北海道の昔ながらのラーメン屋さんって感じで、道産子の DNA に語りかけてくるようなラーメンでした。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
では、みなさん、またのお越しをお待ちしております。
過去の聖地巡礼はこちら
店舗情報
味の五十番
〒053-0045 北海道苫小牧市双葉町2丁目1−4
