寒い札幌の夜、凍頂烏龍茶に癒やされる、僕です。
やっぱ、烏龍茶だわ。烏龍茶が落ち着くわ。中国茶界の王様だわ。香りも爽やかだよね。でも、プーアル茶のクセにも慣れていこうとは思っております。独特のクセがあるからハマると抜け出せない沼のようなお茶なんだろうよ、プーアル茶。
てことで、クセのある食べ物といえばレバー。子供は大概嫌いな食べ物ですよ、レバーは。
かくいう、僕も嫌いでした。しかし、学生の頃、近所にあった焼肉屋のレバーを生で食べたところ
「独特の甘みが旨いじゃん。」
ってなって食べれるようになりました。今はレバ刺し出せない世の中ですけどね。
そんなクセの強いレバーをラーメンに使うという離れ業をする名店が札幌にあるのです。その名は『雨は、やさしく』さん。名前も個性的。
札幌市内ですが随分と不便なところにあるんで久しく行ってませんでしたが、ひょんなことから行くことに。楽しみだわー、あの味。
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外観
壁に店名が書いてます。可愛いですね。スッキリした外観が好印象。
駐車場は埋まっていたんですが、タイミングよく食べ終わったお客さんがいたために停めれました。意気揚々と、いざ、店内へ。
店内
まずは、ご存知ハナタレナックスの賞状が掲示されてます。
大泉さんも好きなんですよ。
メニュー
券売機がお出迎え。
JAZZ の流れる小洒落た店内。少し店内で待っていたんですが、僕らが食べ始めると先客の方々は食べ終わって帰っていきました。
雨さんの本店といえば、レバーペーストが乗った "白肝煮干" なんです。塩をネギ抜きで注文し、静かに待ちます。
実食
白肝煮干 (塩)
きました。
この美しい盛り付けも雨さんです。
チャーシュー、 揚げごぼう、昆布に大葉、そしてレバーペースト。チャーシューがデカイんですよ。
煮干しラーメンにレバー、このミスマッチとも思える意表をついた組み合わせが、想像を超える至福のときを運んでくれるのです。
揚げごぼうも雨さんの特徴。
まずはスープ。ノーアニマルな煮干しや昆布の和風スープ。見た目通り、エグみのないキレイな味。
ここに少しずつレバーペーストを溶かしていくのです。あっさりとしたスープにレバーの濃厚さがプラスされて、食べ始めとは別の顔を見せてくれます。
この味変のおかげでいつまでも新鮮な気持ちで食べ続けられるのだ。
そして、麺は角の立ったストレート麺。この麺も旨いのだ。
もちろん完飲。完飲はリスペクトの証です。
そして、雨さんのラーメンは完飲しても喉が渇かない。店名通り、優しいのよ。
雨さんは、"ラーメンを食べに行く" というより "雨は、やさしくを食べに行く" という感じなんですよ。 ラーメンという枠に収まらない創造性に溢れた食べ物なのだ。
ちなみに、2 号店である『雨は、やさしく No.2』は鶏白湯にホタテペーストを溶かしながら食べるんですが、そちらも絶品なんです。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
白石区のラーメンはこちらも。
店舗情報
雨は、やさしく
〒003-0824 北海道札幌市白石区菊水元町4条2丁目1−7 古川ビル 1F
雨好きはこちらもね。