本州は梅雨真っ盛りですね。北海道に梅雨は無いとは言いますが、やっぱりこの時期は雨も多くなるのです。
出かける時に雨が降ってるとちょっとテンション下がる。傘も持たなきゃだから手も塞がれるしねぇ。できれば、気持ちよく晴れていて欲しいもんです。
でもね奥さん、そんなテンション下がっちゃうような雨を題材とした様々な名曲があるわけです。忌野清志郎さんの『雨上がりの夜空に』とか、ASKA さんの『はじまりはいつも雨』とか、井上陽水さんの『夕立』とかね。
そんな中でも衝撃的だったのは七尾旅人さんの『雨に撃たえば…! disc2』ですよね。曲名じゃなくてアルバムのタイトルですが。
2 枚組ではないファーストアルバムなのに disc2 というアルバムタイトル。そんなタイトル以上に衝撃を受けたのが、混沌とした楽曲群。まさに狂気。
購入して 1〜2 回聴いた後、そのまま 10 年近く聴けなかったくらいでした。で、その後聴き直してみたら、以外にもすんなりと受け入れることができたのです。僕も大人になったのだと感じた瞬間でした。
![雨に撃たえば...!disc2 [ 七尾旅人 ] 雨に撃たえば...!disc2 [ 七尾旅人 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/jan_4988010/4988010110253.jpg?_ex=128x128)
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そんな雨を冠した名店『雨は、やさしく』さんに久しぶりに向かいます。菊水本町にある芸術的なラーメンを食べさせてくれる人気店ですな。
初めて食べた時に受ける衝撃は、『雨に撃たえば…! disc2』と肩を並べるくらいなのだ。
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外観
クリーム色の壁にサラッと書いた雰囲気のフォント。暖簾も真っ白なのだ。
シャレおつラーメンを食すために、いざ店内へ。
店内
傘を貸してくれるという優しさも兼ね備えているのです。
平日の夜ですが、混み合っています。お客さんがひっきりなしにきますな。
黒板に手書きのメニュー。
照明もラーメンを美味しく食べるためのアイテムなのでしょう。
店内の雰囲気も含めていい感じなのです。
メニュー
主なメニューは
- 白肝煮干 (味噌・塩・醤油・辛味噌) 900 円
- SAPPORO 味噌 900 円
- 淡麗 (醤油・塩・辛醤油) 850 円
そこに味玉やごぼ天増しなどのトッピングや、チャーハンなどのご飯もの。
券売機は写真付きのアナログパターン。
やはり、雨さんといえばレバーペーストってことで "白肝煮干" のネギ抜きを初めての味噌でオーダーし、しばし待ちます。
実食
白肝煮干 (味噌)
きました。
チャーシュー、ごぼ天、昆布、しそ、そしてレバーペースト。味玉もトッピングでつけています。
相変わらず、美しいビジュアルですな。
まずはスープを。
初めての味噌ですが、キリッとしたキレのある味噌ですね。そして、ガツンと煮干の香りが刺激してきます。
このストレート麺もすすり心地抜群で旨いのだ。
でかいチャーシューはトロッと溶けていくのです。
柔らかいごぼ天。これも雨さんらしさですな。
そして、レバーペーストを溶かしていただく味変の妙。これが雨さんの醍醐味ですな。
あっさりスッキリとしていた味噌スープが、濃厚に変化していくのです。初めて出会った頃には気づけなかった魅力を見つける瞬間に似ているのだ。
完食。
この芸術的なラーメン、いや、雨は、やさしくを食べるという幸せを噛み締めてお店を後にします。ずっと行ってない No.2 にも行きたいと思うのである。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
では、みなさん、またのお越しをお待ちしております。
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店舗情報
雨は、やさしく
〒003-0824 北海道札幌市白石区菊水元町4条2丁目1−7 古川ビル 1F
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