今回も鎌倉散策。『ツバキ文具店の鎌倉案内』を片手に向かいます。
小町通りのメンチカツ屋さんのお姉さんに確認したところ、『銭洗弁財天宇賀福神社』までは徒歩で行けるとのこと。
しかし、ここは古都鎌倉、とにかく坂道が多い。小町通りを抜けてひたすら坂道を登ること 25 分、ついに到着。普段家で仕事してるため全然歩かない僕には、残り 300 m くらいの坂道が厳しかった。
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銭洗弁財天宇賀福神社
1185 年、源頼朝が巳の日、巳の刻に夢を見て、なんだかんだあって祀ったことが始まり。
銭を洗うのは 1257 年、北条時頼が初めたとのこと。
トンネルをくぐっていく感じが、なんだか聖域に入る雰囲気。
トンネルを抜けると、そこは銭洗弁財天だった。
線香を購入し、神社の人に確認するとお札じゃなくて小銭を洗うのが良いとのこと。ザルを借りて清水が湧いている洞窟へ。そこそこ人がいたので洞窟内の写真は撮ってません。
清水で洗った銭は使うのが良いとのことです。天下の廻りものですからね。仲間を連れて帰ってきてくれるはず。
では、次の目的地へ。
坂の途中で抹茶ラテと一緒に買ったどら焼きを食べます。
抹茶味。とりたてて旨いというほどでもなく笑。
なんだか可愛い花があったので撮ってみた。
次の高徳院まであと少し。
高徳院 (大仏)
1252 年から作り始められてという大仏、作者は不明とのこと。
初めての鎌倉大仏、思っていたよりは小さかった。そして、新型コロナの関係で大仏内へは入れず。残念。
鎌倉最後の目的地へ。
なみへい
小説の中では、大切な人へのおみやげに買った『なみへい』さんのたい焼き。 残念ながら、僕は読んでないんですがね。
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外観
渋い看板。
良いフォントです。デザインが可愛いなー。
店内
すこぶる渋いディスプレイたち。たい焼き以外にも焼きそばやパンなんかも売っています。
たいやき屋さんってことで、おじいちゃんが経営されているもんだと思っていたら、若いお兄さんでした。
メニュー
たい焼きは 5 種類。
ここは変化球を狙わずにストレート勝負ということで、"つぶしあん" と "黒ごまあん" をチョイス。ベンチに腰掛けて焼き上がりを待ちます。
一つ一つ丁寧にたい焼き焼く型で焼いていきます。いわゆる "天然物" のたい焼きですな。
そして、熟練の手付きでひっくり返しながら
「あと 20 秒で焼き上がります。」
と焼き上がりを教えてくれるんですよね。
で、次のを焼くときは型を顔のそばに待っていき温度を確認して焼いていきます。なんかカッコイイ。職人技だ。
つぶしあん
焼き立てでいただくたい焼き。袋のスタンプも可愛いなー。
体は薄め、端は厚め。焼きたてのパリッと感としっとり感が同居する皮。そして、あんこも上品な甘さで旨い。
つぶあんとこしあんが混ざってるって初めて。さすが、天然物のたい焼きは旨い!
黒ごまあん
つぎは黒ごまあん。
ゴマ団子みたいな黒ごまペースト的なのが入っているもんだと思ったら、あんこも入ってる。
ベンチに腰掛けて食べていたところ、家の人が
「坊主さんだ。」
とつぶやく。
周りを見渡すがお坊さんらしき人はいない。どこに坊主さんがいるんだ?と思っていると
「坊主さん、坊主さん」
と、まだ言っている。
「お坊さんなんてどこにいるの?どっかのお寺で見たお坊さんいたの?」
と聞いたところ、お坊さんではないとのこと。
視線の先を見たところ、僕らのあとにたい焼きを買いに来た親子連れが。
あのお父さん、スチャダラパーのボーズさんだ。お子さんと奥様と仲良くたい焼きを買いに来ていたんですね。
勝手に脳内で漢字に変換してましたが、実はカタカナでした。
たい焼き食べたら長谷駅へ。
美味しいたい焼きとボーズさんを堪能したところで、江ノ電に乗って北鎌倉に戻るのでした。
鎌倉散策はこちらもね。
店舗情報
たい焼きなみへい
〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷1丁目8−10
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