ラーメン屋さんって昔は女性 1 人で入りにくいお店って感じでしたよね。まぁ、僕は女性じゃないんで普通に 1 人で入れましたけど。
そんなラーメン屋さんも今じゃ随分と小洒落たところも多いですよ。凝った照明の店内では、ジャズとか流れちゃいますものね。
もちろん、カウンターや床がちょっとベタッとしている店内の本棚に、数ヶ月前からの少年ジャンプがストックされてたり、ゴルゴ 13 やこち亀が全巻ではなく中途半端に置いてあることもない。カウンターにスポーツ新聞と週刊誌が置いてあることもないのです。
ラーメンなのにイタリアンでも食べにきたみたいにシャレたランチを食べてます感が出ますわ。
あと、そういったお店は化学調味料バリバリみたいなラーメンじゃなく、無化調なラーメンとか出してくれますよね。スープを飲み干しても喉が乾かないやつ。食材も産地やら何やらこだわって美味しいものを提供してくれるのだ。
食の安全が声高に叫ばれてから久しいですから、安心安全なラーメンが食べたいという需要も高いってものです。
個人的には、前述のような意識高い系ラーメンも好きですが、昔ながらのジャンキー感あふれるラーメン屋さんも好きなんですわ。マンガさえも油でベタついたお店に哀愁を感じてしまうのです。てことで、両方ともいつまでも残っていて欲しいのだ。
てことで、今回は白石区にある意識高い系ラーメンの名店『Mari iida』さんへ。
昔っから気にはなっていたんですが、場所が場所だけに行っていなかった名店へ初潜入いたします。
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外観
紅白でめでたさあふれる看板。シャって書いたようなフォントとか洒落てますわ〜。
ラーメン屋というか、ちょっとした小料理屋さんのような感じの外観。意識高い系ですね。
外待ちもなくラッキーなタイミングってことで、いざ店内へ。
店内
店内には大泉洋さんのサイン。おにぎりで来たんですね。ハナタレは来てるのかしら?
北海道以外のテレビ局のアナウンサーとおぼしきサインもチラホラ。
メニュー
主なメニューは
- 醤油らーめん 900 円
- 白煮干醤油らーめん 950 円
- 昆布水のつけめん 1,000 円
などなど。それにご飯ものが色々あります。夜限定のまぜそばなんてのもあるんですね。
券売機は安心のアナログスタイル。写真じゃなくてイラストで表現されています。
カウンターにあるメニューにもイラスト。
中もイラスト。
おしゃラーな店ってこういう感じだったりします。どこかもイラストですよね?店内のプロデュースとか手掛けた人が一緒なのかしら?
てことで、"白煮干し醤油らーめん" と "山わさびチャーシュー丼 (小)" をオーダーし、しばし待ちます。
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実食
白煮干醤油らーめん
きました。
2 種類のチャーシュー、海苔、芽ねぎに三つ葉に黒胡椒粒という面構え。札幌おしゃラー界の代表格、流石の美しさですね。
まずはスープを。
着丼した時点で香る煮干し。もちろん口に含んでも煮干し。もちろん、コクがあるのにキレがあって、エグみなんて一切無いんですよ。もうねぇ、旨いの一言だよね。
小麦の香りが口に広がるストレート麺。これもねぇ、旨いんですよ。
2 種類のチャーシュー、鶏も豚も旨いに決まってるんですよ。
まさに至極の煮干しラーメン。その旨さに打ち震えながら山わさび丼へ。
山わさびチャーシュー丼 (小)
ゴロゴロチャーシューに擦りたて山わさびがこれでもかと掛かっております。
ササッと掻き込もうものなら、山わさびが襲いかかってきます。鼻から目まで辛さが走り抜けます。これぞ、山わさび。
そこにブリンブリンの弾力を持つチャーシューがホント旨いのだ。硬いんじゃなく歯を押し返してくるような心地良い弾力なんですよねぇ。
山わさびに咽び泣きながら完食。
煮干らーめんも山わさびチャーシュー丼も旨いの一言。チョーうめぇ。もう何も言えねぇ。さすがです。感服いたしました。
札幌の外れの方ではありますが、それでも行きたくなるお店でした。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
では、みなさん、またのお越しをお待ちしております。
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店舗情報
Mari iida
〒003-0834 北海道札幌市白石区北郷4条12丁目6−19
煮干しラーメン好きはこちらもね。