男が一度は憧れるの職業といえば探偵。
松田優作さんの『探偵物語』や永瀬正敏さんの『私立探偵濱マイク』、成宮寛貴さんの『探偵事務所 5』なんかは、スタイリッシュな探偵物の代表作ですね。
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松田優作さんに憧れて黒のモッズスーツも持ってたし、濱マイクが事務所を構えてた黄金町にも行きました。映画館は無くなってしまったのが残念です。
黄金町、昔はいわゆる赤線。川沿いには小さなスナック。看板はスナックですが元は売春宿だったんですよね。そんな黄金町、小学生の通学路のすぐそばに風俗店というカオスな感じが素敵ですよねぇ。
横浜育ちのいとこに
「横浜人に黄金町行ったって言ったら勘違いされるから気をつけなよー。」
なんて言われたもんです。そんないとこも濱マイク好きなアメ車乗りですわ。
そして、札幌のカオスな町ススキノにもかっこいい探偵がいますね。『探偵は BAR にいる』の大泉洋さん。ま、僕の中で大泉さんといえば、『水曜どうでしょう』なんですけど。
てことで、探偵がいつもいた BAR と同じビルにある焼肉屋『おまる商店』さんに行くことにしましょう。GoTo イートのポイントの期限が迫ってきたので、もったいないから使わなきゃなんですわ笑。
外観
いかにもな路地裏。
白い提灯の奥に階段。
探偵がお出迎え。
ここにも探偵。
名探偵に挨拶を終えたら、いざ店内へ。
店内
入った時はほぼ満席でしたが、先客が帰ったところ激写。
壁にはたくさんの貼り紙メニュー。
カウンターにテーブル 4 席の小さめな店内。
フレンチトーストにエビピザだと!?
七輪到着。
煉炭の火を眺めつつ、メニューに目を通します。
メニュー
グランドメニューの中で 1000 円オーバーは厚切り上牛タンのみ。リーズナブル。
焼肉屋なのにピザやパスタがあるのだ。ちょっと変則的な独自スタイルの戦い方をしてきます。
壁の貼り紙メニューにはアヒージョなんかもあるし、ワインも色々揃っているのだ。
アルコールは気になる名前のもの。"泥水"、"金魚ちゃん"、"まずいチューハイ" なんて、どんなのが出てくるのか想像つかない。
初めてなんで、まずは正統派焼肉メニューで攻めていくことにしましょう。
ゆず酒を飲みながら、肉を待ちます。
実食
厚切り上牛タン & 生ラムジンギスカン
きました。
価格はリーズナブルですが、1 人前でも結構な量です。これは嬉しい。
定石通り、牛タンからいただきます。
厚切り、良い。コリコリっとした食感と柔らかさが同居している厚切り上牛タン。これだけで実力派であることがわかります。
このレモン絞り欲しい。家でレモン絞ることないけど。
生ラムも柔らかいし臭みもなくめっちゃ旨い。
このタレ、甘みがあってすごく好きなタレだ。
次は看板メニューを。
牛ヒレ
良いです。良い色です。
牛ヒレは山わさび醤油でいただくのです。
とろけるようなヒレ、さすがは看板メニューの肉だ。これは旨い!
山わさび醤油でサッパリいただけますなぁ。
生ラムも山わさび醤油で食ってみたけど、もちろん旨い!山わさび醤油、最高。
サガリ
次も王道のサガリ。これもたっぷりきますねぇ。
これも間違いない。旨いに決まってる。
変則スタイルと思わせながら、オーソドックスなスタイルもきっちりこなしてきます。基礎があるからこその変則スタイルでも戦えることを証明しています。コミックバンドは実力者だからできるのと一緒ですね。
箸休めには旬の長芋もね。焼いた芋をタレで食うのは旨い。
もう少し肉を。
カイノミ
赤身のカルビというカイノミ。これはタレでいただくのがオススメとのこと。
この肉肉しい感じ、まさに赤身肉。赤身って "肉食ってる" って感じだね。
ここまでハズレなし。じゃ、そろそろ炭水化物も入れていくことにする。
マルゲリータ
ここは焼肉とイタリアンのお店ってことで、イタリアンとの勝負もしていこう。
まさか、焼肉食べながらマルゲリータを食べれられるとは思わなんだ。
パリッパリの生地にチーズとバジルとトマトソース。ちょっと意外な配球だけど、この軽い感じがツマミっぽくて良いですな。
優しい鶏出汁スープ & 小ライス
〆はこれ。
鶏出汁スープは滋味の塊。しっかりと鶏の旨みが凝縮されていますな。
これがしたくてご飯を頼んだのだ。
肉の旨みが合わさった山わさび醤油をご飯に掛けてかき込むんだ。たまにツーンとくるのが山わさびの醍醐味よね。
こんなリーズナブル価格でこんなに美味しくいただけるとは、お値段以上すぎる。ススキノの懐の深さを堪能したのである。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
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肉の記事。
店舗情報
おまる商店
〒064-0806 北海道札幌市中央区南6条西3丁目6−16
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