日本人はラーメン好きだ。"ラーメンは数字が取れる" なんてのがテレビ業界の定説になるくらいラーメン好きだ。
ラーメンは幕末に開国とともに中国から伝来した麺料理がルーツ。水戸黄門が初めて食ったみたいな話もありますよね。やっぱ幕末に異国からいろんな文化がやってきたのかぁって思ってたけど、実は室町時代らしいじゃないですか、初ラーメン。
1485 年が日本人とラーメンの出会いだなんて、予想外に日本人との付き合いが長かったのね。足利さんとか食ってたのね、ラーメン。完全に日本人の DNA に刻み込まれてますな。
そこから 500 年以上の時を経て、進化したラーメンを食べられる現代、室町時代の人が見たらびっくり仰天なラーメンで溢れている。
そんな昨今、新型コロナの関係で外食産業には様々な影響があります。でも、ラーメン屋はお客さん入ってますよね。並んじゃうところとか全然あるもんね。
ラーメン屋には密なんて無い。いや、そんなことはないかも知れませんが、サクッと食ってサクッと帰る、そして特に言葉も交わさない。俗に言う黙食。最近流行ってるらしいよね、黙食。ラーメンはアリってのが人々の共通認識なんだろうさ。
てことで、今回の散髪前ラーメンは、白石駅からほど近い『らーめん さいとう』さんへ向かいます。
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外観
赤い暖簾に赤提灯。看板のフォントも渋め。
外にもメニュー。
いざ店内へ。
店内
カウンターのみの小さめな店内。入った時は先客 5 名。美味しいラーメン屋さんはお客さん入ってますね。帰ったところを狙って激写しました。
僕の後にもお客さんが来ましたが、混んでるからか入らず帰ってました。
メニュー
ひらがな表記のラーメンたち。たんたんめんも気になる。 冷やしは時期的にやってないのね。
冷やしらーめん、終わりました。
初見のお店では "しおらーめん" が定石。"味付たまご" もトッピングし、静かに待ちます。
実食
しおらーめん
きました。
The 中華そばって感じの面構え。こういうの好きだ。
チャーシュー、メンマ、海苔、カイワレにほうれん草。そして味玉。ネギは抜いてます。
まずはスープ。
煮干し中心の魚介出汁の香り。しっかりとコクもある。このスープ、この優しさ、かなり好きなやつ。
煮干しゴリゴリで攻めてくるわけじゃなく、上品でスッキリした旨味を凝縮してますね。
麺は全粒粉なストレート麺。程よいコシと小麦の香り。麺も旨いぞ。
麺、スープ、麺、スープ、麺、スープ。この無限ループなら全く問題ない、むしろ大歓迎。
炙りチャーシュー。この一手間を掛けてくれてるところが良い。やっぱ炙ると香ばしくて旨いのよねぇ。
味玉はキリッとした醤油味。これでご飯を 2 杯いける。
メンマも胡椒が効いていて旨い。ほうれん草やカイワレ、海苔も脇役ながらも自分の仕事をきっちりこなしてくれてます。
半分を過ぎたところで、卓上のこちらを。
胡椒とニンニク。ラーメンの旨味を 3 倍にしてくれるやつ。
こいつをちょこっと入れるだけで、パンチが増すのだ。
もちろん、無事に完飲。完飲はリスペクトの証。
無化調スープなんで、喉が乾かないのも良い。最後まで出会った時のトキメキを失わないスープでした。
これはリピ確定ラーメン。他の味も堪能しないわけにはいかないと思わせる旨いラーメンだったのである。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
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白石のラーメン。
店舗情報
らーめん さいとう
〒003-0011 北海道札幌市白石区中央1条6丁目9−1 成晃ハイツ
煮干し好きはこちらもね。