北海道一の歓楽街、ススキノ。そこは夜の蝶に群がる男たちの欲望に満ちた街である。黒いスーツの男や、ドアの前に立つバニーガールたちが男たちをエロスな世界に誘い込んでいるのだ。
それ以外にも居酒屋に寿司屋、焼肉屋にラーメン屋など各種飲食店も揃っているため、食欲という欲望を満たすためにも稼働しているがススキノだ。
そんな眠らない街ススキノは、夜の蝶などを対象にした時間帯で動いている。夕方から深夜までというケーキ屋さんに、朝までやってるラーメン屋、完全に昼夜逆転した街なのよね。
一般的には、早朝から営業するイメージのパン屋さんさえも、深夜営業しているのがススキノ。そんなパン屋さんがあると、夜の蝶だけではなく金曜日にススキノで飯を食った後、明日のパンはどうしよう?なんて時に便利なのよね。
てことで、焼肉食った帰りに寄ったのは『夜のしげぱん』さん。週末のブランチ用にパンを調達して帰ることにする。
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外観
ピンクと紫が混ざったような色で "夜の" とはなっていますが、別に怪しい店ではない。
カレーパンがあるのは帰り際に気づきました。ま、カレーパンって買わないんだけど。
夜の蝶な気分で、いざ店内へ。
店内
この時間にパン買うの?って感じですが、ここはススキノ。明け方まで人に溢れている歓楽街。
なので、小さな店内には豊富な種類のパンが並んでいるのだ。
しげぱんといえば、パンのネーミングですよね。パンの名前っていうか人名ですな。
今回は "美由紀"、"くのり"、"井澤"、"EartH" を購入し家路につきます。
実食
休日のブランチとして、カフェオレと一緒にいただきます。今回のファイヤーキングは、ターコイズの D ハンドル。
温め直したものからいただきます。
美由紀
俗に言う塩パンですね。黒胡麻の存在がにくい。
外はサクッと中はモチモチ食感。バターの風味が色濃く出てて旨い。
黒胡麻の存在感が良いのよね。香ばしい香りを運んでくれるのだ。
くのり
魚肉ソーセージ入りの揚げパンにケチャップ付き。間違いないでしょ、これは。
方向性としては、アメリカンドッグみたいな感じね。揚げパンはふわふわ食感で、想像通り旨い。魚肉ソーセージって普段買わないけど、たまに食うと良いのよ。
パンとは直接関係ありませんが、道東ってアメリカンドッグにケチャップじゃなくて砂糖が主流よね。帯広の食事はホント旨かったけど、あれは馴染めませんでした。
井澤
これはクリームパン。
モチモチ食感のフランスパン生地のクリームパン。そこにカスタードがたっぷり入ってるのが嬉しい。断面見てスカスカだとテンション下がるからさ。
個人的にはスタンダードな生地のクリームパンより、こっちの方が好き。家の人はスタンダード派でしたがね。
EartH
チョコチップメロンパン。チョコチップたっぷり。チョコチップのトゲトゲ感が、メロンパンというかドドリア感。戦闘力は 22000 ほどです。
チョコの香りとバターの香り。メロンパンだけでも幸せなのに、チョコが加わったら幸せ感マシマシなのです。
表面のクッキー生地からチョコでもバターでもない香りがするような気がするけど、何かは分からずじまいだったのである。
夕方から明け方までという変則的な営業時間でススキノに潜む夜の蝶たちを癒している夜のしげぱん。これからも、ススキノで飯を食った帰りには利用させていただくことにします。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
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他にもあるよ、パンの記事。
店舗情報
夜のしげぱん
〒064-0805 北海道札幌市中央区南5条西6丁目 第5桂和ビル1F
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