今回は聖地巡礼第 2 戦の前に挟んだ戦いの記録です。この戦いが仙台で一番記憶に残ったものとなったのだ。
聖地巡礼第 1 戦を終え、仙台へ帰還。レンタカーを返却し、ホテルでチェックインを済ませてから仙台駅を散策した後、第 2 戦の地『牛たん 萃萃』さんに向かいました。
仙台の地下鉄って駅名に二つ名が付いてるんですね。
卸町駅から『牛たん 萃萃』へ向かったものの、暖簾は出ていますが本日分はすでに売り切れということで閉店していたのです・・・。
明日は営業しているからってお言葉をいただきつつ、仙台で晩飯難民となったわけですよ。
仙台駅周辺で飯を食うとなると、イメージ的には札幌駅周辺で飯を食うみたいな感じだなと。
間違いなく旨い店はあるだろうが、ちょっと気持ちが上がらないんというかそんな感じになるのです。なんていうか、無難な選択になってしまう。
別に中心部の駅周辺にある飲食店に行きたくないというわけではない。むしろ、確実に外さない名店が沢山あるに違いない。でも、せっかく聖地巡礼に来てるんだから、もっと冒険してもいいじゃないだろうか?そんなことを話しながら、最初と別ルートで卸町駅に向かってるところで劇的な出会いがあったのである。
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外観
店名が半分以上剥がれています。店内にお客さんが数人いらっしゃるのを確認し、反対側から道路を横断し、店の前まで来たのです。
そして、この行燈を確認して検索してみたのですよ。上の写真で行燈が消えているのは、帰り際に撮ったからです。
黄色に黒字、そして赤いのは四川ってことで唐辛子かしら。
昼にいいだけ海鮮を食べたし、牛タンは翌日の萃萃さんで食べる。ならば、中華もいいんじゃないだろうかという結論に至ったのです。
では、ちょっとドキドキしながらも、いざ店内へ。
店内
テーブル席とコの字型のカウンターに小上がりがあります。基本的に店内は写真撮影 NG との張り紙がありますので、写真なし。
メニュー
主なメニューは
- 麻婆豆腐 小皿 700 円、大皿 900 円、定食 800 円
- 四川担々麺 780 円
- 汁なし担々麺 800 円
- 薄切り豚肉の湯引き (白片肉) 900 円
など、定食にできたり小皿大皿を選べたりします。しかも、ほとんど 1000 円以下というリーズナブルさ。
Google 先生によると麻婆豆腐が人気のお店とのこと。メニューも左上が麻婆豆腐になっている。基本的に左上が看板メニューと言われてますから、やはり麻婆豆腐なんでしょう。
そして、先客の方々は定食と思われるものを食べているところを見ると、色々単品を頼んで食べるというよりも、定食や麺類を食べるというポジショニングのお店ですね。
てことで、ここは定石通り看板メニューの麻婆豆腐を絡めて "麻婆飯" & "野菜スープそば" をオーダーし、しばし待ちます。
実食
麻婆飯
きました。
黒光した麻婆あんに崩した絹ごし豆腐、山椒も掛けられています。堂々たる佇まい。
この麻婆豆腐、めちゃくちゃ旨い。辛さ旨味と痺れがビリビリと刺激してくるのだ。
額から汗が止まらない、でもスプーンも止まらない。店構えにビビりながらもここで食べると決めた自分達を褒めてあげたい。
こんな美味しい四川料理をこの価格で食べられるなんて、この辺りの人たちはなんて幸せなんだろう。
野菜スープそば
澄んだスープに野菜たっぷりです。これなら 0kcal と言っても過言ではないですね。さすが仙台。
麻婆豆腐とは真逆な優しさ、滋味に溢れるスープ。
その優しさたるやお母さん、否、お母さんを通り越して孫と接するお婆ちゃんレベルだ。まさに目に入れても痛くないという感じのスープ。アイボンの代わりになるくらいのスープなのです。
シャキシャキ野菜にストレート麺も最高に合っている。この麺も旨い。
しかし、これだけ旨かったんですが、腹があまり減っていないということで野菜スープそばを完食できなかったのです。
胃袋に聖地巡礼第 1 戦の欠片が残りまくっていたのが悔やまれる。万全であれあば、色々なメニューを堪能したい名店でした。
こんな隠し球を持っているとは、東北一の都市仙台の実力をひしひしと感じたのである。仙台の方にはお馴染みの店かも知れませんが、旅行者がふらりと出会えたことに感謝です。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
ちなみにお昼の姿はこんな感じです。
では、みなさん、またのお越しをお待ちしております。
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店舗情報
天府仙臺
〒983-0044 宮城県仙台市宮城野区宮千代3丁目9−8
麻婆豆腐好きはこちらもね。