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営業時間はわずか 2 時間という天然物のたい焼きなのだ 〜札幌柳屋 たい焼き〜

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魚には天然物と養殖物の 2 種類が存在する。自然の荒波で揉まれたもの、ゆったりと温室育ちのもの。ま、養殖も海で育つので温室ではない。

 

小学校の社会科の授業かなんかでも出てくる養殖。この技術により、美味しい魚が安定して安価で食べられるようになったのだ。ブリや鯛なんかが養殖物として有名ですな。

 

旬を味わう天然物、常に食べられる養殖物、どちらも正義なのである。

 

そんな感じで養殖で有名な鯛は、生魚だけではなくおやつのたい焼きまで天然物と養殖物があるのです。

 

天然物とは、一匹ずつ焼く焼き型を使い、焼き台の上でガチャガチャとひっくり返しながら作られるもの。約 2kg もあるという焼き型を常に動かしながら焼くというハードな作業ですな。

 

養殖物は鉄板に型が入っていて、いっぺんにたくさん焼けるタイプのもの。職人さんの負担を軽減し、大量生産を可能にしてくれたよく見かけるタイプですな。

 

一般的に、天然物はパリッとした薄皮にあんこがたっぷり入っている感じ。一方、養殖物は厚めの皮でフワッと仕上がってる感じですな。

 

個人的にはどっちも好き。鎌倉で食べた『なみへい』さんのたい焼きも旨いし、デパ地下で見かける『十勝大名』なんかも旨いのだ。

 

hiro-37.hateblo.jp

 

天然物も養殖物もどちらも正義なたい焼きですが、今回は札幌では希少な天然物を食べに東区まで向かいます。

 

そのお店は『札幌柳屋』さん。営業時間 2 時間ということで、そそくさと向かいましょう。

 

 

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外観

東区の外れの住宅街に居を構えます。

 

札幌柳屋

 

14:00〜16:00 というわずか 2 時間の営業時間ということもあり、天然物を求めて行列ができていますねぇ。店前に駐車場はあるんですが、みんな路駐している。

 

路駐は邪魔になる (確か駐停車禁止の標識もあったので道路交通法違反でもある) のでもちろん駐車スペースに入れて、いざ店内へ。

 

 

店内

一つ一つ焼いていく、いわゆる "天然物" 一丁焼きのスタイル。作り置きをしないで、常に焼きたてを提供してくれるのが嬉しい。

 

札幌柳屋

 

窓にある似顔絵のお父さんがそのまま歳を取りましたって風貌。あの似顔絵、ホントそっくりですね。

 

狭い店内にはお父さんが小気味よい手付きでたい焼きを焼いていく音が響いてます。

 

 

メニュー

  • たい焼き 150 円

のみ。あとは何個買うかだけです。

 

「焼いてるところ写真撮って良いですか?」と聞くと照れ臭そうに OK してくれるお父さんが可愛いのだ。

 

お父さんは元々人形町の柳屋さんでたい焼きを焼いていたとのこと。50 年以上たい焼き焼いてるんだって話をしてくれました。

 

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実食

一度開けたんですが、写真撮り忘れていたので閉じて撮っています。

 

札幌柳屋

 

出た!焼きたてのいい香りが車内を覆います。

 

札幌柳屋

 

焼きたてをいただくために車を移動し、車内で 1 匹いただきます。

 

札幌柳屋

 

パリッとした薄皮にあんこがたっぷり。お父さんが丹精込めて焼き上げた熱々のたい焼きは旨いのだ。

 

夕食後にも温めていただくのです。

 

札幌柳屋

 

50 年以上培われた技術で焼かれるたい焼きは旨い。そして、お父さんもお母さんも可愛らしくて素敵なお店なのです。

 

わずか 2 時間の営業時間ですが釣り上げたくなる天然物たい焼きなのでした。

 

ご馳走様でした!!美味しかったです!!

 

では、みなさん、またのお越しをお待ちしております。

 

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店舗情報

札幌柳屋

〒007-0846 北海道札幌市東区北46条東4丁目3−1

 

たい焼き好きはこちらもね。


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