古いもの、好きなんですわ。元々はアメリカン・ビンテージとか好きでしてね、古着屋さんに足繁く通ったもんですよ。
数十年の時を超えてきた魅力あふれる面構え。一点ものという一期一会な洋服たち。サイズがちょっと合わないんだけどなぁ、なんて思いながらも買っちゃったりしてたんですよね。
1950〜60 年代のビンテージのスエット (トレーナー) なんてね、横幅が広いのに、丈がすこぶる短いんですよ。なんていうか、ナチュラルにヘソだしスタイルになる感じね。それを洗濯してグイグイっと引っ張って何とか伸ばすんですよ笑。
そんな感じの古着好きで 20 歳前後を過ごしていたので、新品の服を見ると「なんでビンテージじゃないのにこんな高いんだ!?今普通に買えるレギュラー品なのに・・・」なんて思っていたんです。ビンテージ好きあるある。
そして、購入した時から古いものだから、古くなったから捨てるって感覚がないのがビンテージやオールド古着。買ってから 20 年以上経ってる物とかあるんですが、捨てれない。新品で買ったものだと古くなると捨てるんですが、ビンテージって捨てると手に入らないから捨てれないのよね。全然着てないのもたくさんあるんだけど。これもビンテージ好きあるある。
アメリカンだけじゃなく日本の古いフロアランプとか、昭和初期か大正末期の文机、カリモクのちょっと古いソファなんかも使ってましたが、壊れたり友人に譲ったりで手元には残していないのです。
そんな古き良き時代を感じられる町中華が円山にあるわけです。このブログでも何度か紹介しているお店『橋本家』さん。
札幌でもハイソな住宅街、円山に佇む昭和レトロな価格で頑張ってくれている愛しいお店なのですよ。
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外観
フードセンターから北に徒歩 30 秒ほどで現れます。
緑に赤でクリスマスカラー。特徴的で無骨なフォント。
レトロな看板に食品サンプルもナイスですねぇ〜。
空腹に泣く腹の虫をお待たせしすぎたかも知れませんが、いざ店内へ。
店内
この短冊メニューにもレトロ感満載。"らーぅめん" ですから。
今回は撮ってませんが、レトロなポスターもたくさん。ご主人の私物のレトログッズは 2 階に山ほどあるとのこと。お好きなんですねぇ。
では、メニューを拝見。
メニュー
個人的なおすすめは
- 焼き餃子
- 坦々メン
- ホイコーロー定食 etc.
とりあえず、全部安い。昭和な価格を守り続けてくれている企業努力に感謝。
生餃子のお持ち帰りもできるんですよ。以前お持ち帰りしてみました。
コーヒー 1 杯の値段でラーメンが食べられるのです。
定食もちょっとした小洒落カフェのコーヒーくらいの価格。
セットになって巷のラーメン価格ですね。
餃子は王将価格。
腹の虫を労うにはセットが必要ってことで、"焼き餃子" & "1 番定食" をオーダーし、しばし待ちます。
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実食
きました。
いい意味で何の変哲もない見た目。でも、これがいいのだ。
焼き餃子
看板メニューの焼き餃子は、いかにも手作りな無骨さ。
厚めの皮にたっぷり餡。これで 300 円はお値打ち。
セットへ移行しましょう。
1 番定食
昔ながらのあっさり醤油ラーメンは昭和の面構え。ピンクのあるとが愛おしい。
味も昭和な町中華のラーメン。最近のこだわりまくりのラーメンとは一線を画す懐かしい味わいなのです。ちょっとスープがぬるめなのも昭和感なのだろう。
ネギ抜きで頼んだんですが、いつものルーティーンで入れてしまったとのこと。おっちゃんのそんなお茶目なところも愛おしい。
チャーンはしっとり系。こういうシンプルチャーハンが好き。
懐かしい味わいのチャーハンは飽きが来ないのよね。
このザンギが旨いんですよ。
杏仁豆腐でフィニッシュ。
いい意味で普通なこういう町中華が好きなのだ。いつまでも応援しております。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
では、みなさん、またのお越しをお待ちしております。
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この辺りのお店。
店舗情報
橋本家
〒064-0820 北海道札幌市中央区大通西23丁目1−297−29
町中華好きはこちらもね。