90 年代に一斉を風靡したラーメンといえば "背脂チャッチャ系" ですね。丼の上から固形の背脂をチャッチャッってかけるやつ。ラーメン王・石上秀幸さんが命名したとかしないとか。石上さん監修のマンガ『ラーメン発見伝』はラーメン好きのバイブルと言っても過言ではない。
背脂ラーメンの発祥の地といえば新潟県燕三条地方。労働者の胃袋を支えたラーメンなのだ。体力使う人が食べる飯にはこってり味がよく似合う。けど、当時流行ったのは新潟ラーメンではなく東京の環七ラーメンって感じでしたよね。
お年のせいか、そんな背脂たっぷりラーメンはあまり食べなくなった今日この頃。でもね、寒い年末のラーメン納めには濃ゆいラーメン食べてもいんじゃないかってなりますよね。
てことで向かったのは、豊平区の名店『らーめん 心繋』さん。こちらのお店は、札幌では珍しい新潟生姜醤油ラーメンを食べさせてくれる名店。そして、定期的に限定を出してくる手数の多いお店なのです。
今回の限定は背脂ってことで、年の瀬も押し迫った 12 月 30 日、一年を締め括る濃厚な一杯をいただくことにするのです。
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外観
東北通り沿いのセーコーマートの向かいに居を構えます。
白ベースに黒文字、そして赤のライン。男らしいフォント。
年末で開店からすぐの時間帯ということで外待ち 1 組。しかし、冬の外待ちは応えますね。
店内
カウンター中心のこじんまりした店内。賑わっております。
券売機
アナログ系券売機には、説明がきのラミネートがたっぷりです。
たくさんメニューがあって悩まされます。
メニュー
主なメニューは
- 生姜醤油・塩
- 濃厚
- みそ
- 喜多方ラーメン (15 食限定)
ここに限定が入ってくるんですよね。ちょくちょく限定を出してくれるんで、いつでも楽しめるのだ。
今回は限定の "豚骨背脂とカツオ" をネギ抜きでオーダーし、しばし待ちます。
実食
豚骨背脂とカツオ
きました。
豚骨背脂ってだけにパンチの効いた面構え。2021 年の最終戦に相応しい一戦になりそうな予感。
チャーシュー、なると、海苔、メンマが鎮座しております。
まずはスープを。
背脂たっぷりでめちゃめちゃクドそうに見えますが、その無骨な面構えに反してパンチはあるけどクドくない。
豚骨の臭みは一切なし。それでいてカツオの香りが広がりますなぁ。
麺はモチモチの中太縮れ麺。強いスープに負けない存在感を出してくれてますな。
この炙りチャーシューが旨いのだ。
完食。
2021 年の締めに相応しいラーメンでした。心繋さんは限定も気になるんですが、久々に通常メニューの生姜ラーメンも食わねばと思うのです。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
では、みなさん、またのお越しをお待ちしております。
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この辺りのお店。
店舗情報
らーめん心繋
〒062-0055 北海道札幌市豊平区月寒東5条8丁目5−12
ラーメン好きはこちらもね。