野性、それは本能的な性質。
文明社会のコンクリートジャングルの中で生きる現代人が失っているモノと言っても過言ではない。前へ倣えな日本社会で本能的に生きていたら打たれてしまう。みんなと一緒な没個性を良しとしてきたのだ。現在の日本で、なかなか火野正平ではいられないのだ。
そんな令和の日本でも、人の野性をくすぐる瞬間がある。それは肉を食う時。"肉を食う" と言っても唐揚げとか生姜焼きではない。ステーキを食う瞬間である。
厚くカットされた肉を焼く、そして食う、しかも中はまだ赤いレアな状態で。熱々のステーキ皿に乗せられた肉をナイフとフォークで切って口に運ぶ。その行為が荒々しさの象徴な感じがする。まさに、動物が捕まえた獲物を食うような野性味を感じさせる瞬間なのである。
こんな書き出しですが、個人的にはステーキより焼肉派。厚切りより薄切り派です。ナイフとフォークよりも箸が好き。
あと、ステーキ皿って日本の文化なんですね。焼き加減が変わるから使わないとかって。コースとかで食べるようなところだと使わないですもんね。日本の熱々ステーキ皿は、派手さを演出したとかなんとか。
焼肉派な僕は普段ステーキをチョイスするってことはないんですが、最近、なかやまきんにくんの YouTube で筋トレしているため、近所のステーキ屋さんで筋肉のためのステーキを食べることにするのです。
きんにくんのようなワイルドな腹直筋を手に入れるべく向かうは『ステーキハウス 魔法のらんぷ』さん。しかも、こちらは 22 時ラストオーダーっていうありがたいお店。食べ歩きのため、いざ、参らん。
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外観
南円山にあかりが灯る。
写真付き看板も光っています。
これ、可愛いデザイン。
営業時間を示す可愛い時計のオブジェ。
晩飯には遅い時間ですがまだ営業時間内。勢いよく、いざ店内へ。
店内
カウンターとテーブル席。遅い時間なんで先客は 1名のみ。
空腹を抑えきれずにメニューを開きます。
メニュー
リーズナボー。ステーキ屋さんなのに全体的にリーズナボー。この土地で 1000 円以下からあるなんてすごいなぁ。
壁にも手書きのメニュー。
リーズナボー。
夜の筋トレ前なので、霜降りではなくもちろん赤身肉を。
てことで、"ランプステーキ 200g" と "ライス" をオーダーし、イメトレしながら待ちます。
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実食
ランプステーキ
きました。
肉、コーン、ほうれん草、マッシュポテト、ソース 2 種。脂が飛んできます。
上はおろしソース、下はガーリックソース。さっぱりとガッツリ。
ミディアムレアで焼かれております。赤いぞ。
ランプは赤身らしさを感じる肉肉しさを持ちつつ、柔らかさも兼ね備えている。
"肉食ってるぞー!"って感じがイイですなぁ。
ステーキは人の野性を呼び覚ます。赤身肉のステーキを食う時、人は獣になるのだ。
おろしソースもガーリックソースも旨い。これは俄然白飯がススム。おかわりしたいくらいだけど、ここは自粛。
テーブルにはガーリックチップが置いてあるので、追いガーリックも可能。ちょっと辛味もあり、パンチはマシマシ。
あっという間に完食。
ディナーもリーズナボーですが、ランチはさらにリーズナボー。ビーフシチューも付くということでお得さしかないのだ。次はランチだな。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
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この辺りのお店。
店舗情報
ステーキハウス 魔法のらんぷ
〒064-0806 北海道札幌市中央区南6条西24丁目3−27
肉好きはこちらもね。