北海道の回転寿司は旨い。これは老若男女意見が一致するものだろう。
その中でも『トリトン』、『はなまる』、『なごやか亭』は北海道三大回転寿司として君臨しているのである。その姿はまるで、群雄割拠時代を経て三国鼎立時代を作った魏呉蜀さながらなのだ。
もちろん、三大回転寿司以外にも実力者は多数存在する。以前紹介した『和楽』や『まつりや』、函館から参戦している『函太郎』あたりも第二勢力を構成し、虎視眈々と王座を狙っているのだ。
しかしながら、チェーン系の巨大勢力にも負けずに勝負をしているお店もある。しかも、回らない寿司の名店が軒を連ねるすすきので生き抜いている名店があるのだ。
そのお店こそが、今回お邪魔する『回転寿司ぱさーる』さん。
正直、名前だけみたら美味しい回転寿司とは思えない。 しかし、旨いという評判はよく見聞きするのだ。今まで、なんとなく名前の印象だけで行っていなかったが、食べ歩きブロガーの端くれとして一戦交えておかねばならないお店なのです。
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外観
36 号線沿いに居を構えます。
そこまで主張しない雰囲気。
期待と不安を抱えて、いざ店内へ。
店内
カウンターのみの小さな店内は、早めの時間ですがかなりの混雑。お二人様で入って満席。
メニュー
軍艦多し。
ぎばさって初めて見る名前。調べたところ、海藻なんですね。 炙りも充実しているのが嬉しい。
人気ベスト 5 が流れてきたと思えば、
ワースト 5 も流れてきます。シャケポンがワースト王者を防衛中ですが、アボカドとオクラがひしひしと追いかけてきています。
回転寿司は組み立てが勝負を分けるので、惑わされず冷静に注文していきます。
実食
いか山わさび
先鋒はこれ。子供の頃からいか刺しは生姜でしたが、山わさびを覚えてしまうと、その虜なのだ。
いか、柔らかし。そして、山わさびかなり攻めてくる。この刺激が戦いの狼煙だ。
北海道の回転寿司の中で言うとネタは小振り。しかし、三大回転寿司に負けない実力を備えているのがわかる。
サーモン
王道です。保護色ですね。
間違いない。ホント旨い。これからの戦いに期待しかないぞ。
えんがわ
こちらもベスト 5 に名を連ねてます。
程よいコリコリ感が旨い。さすがだ。
あぶりサーモン
炙りって塩で食べることが多い気がするけど、こちらは何か乗ってます。
これ、ネギおろしぽん酢?そんなの旨いに決まってるじゃないか。
あぶりあなご
あなごも外せない。子供の頃からあなご好き。ウナギよりもあなご好き。
なかやまきんに君は、あなごのタレをもらって全てタレつけて食ってましたね。きんにく TV で見ました。やってみたい気持ちにはなるけど、サーモンとかにこの甘いタレは合うのか?
もちろん、あなごは旨いのだ。
はまち
はまちも個人的には TOP5 に入るネタ。でも、たまに「なんだよこれ!?生臭いな!!」みたいのいますよね、居酒屋の刺身とかで。
もちろん、ここのはまちはそんなことないぞ。脂も乗っていて最高の仕上がりですな。
まぐろの頭肉
ここからは、ホワイトボードからチョイスしたまぐろ 3 種を食べ比べていきます。
頭肉 (ずにく) って読むのね。初めて食べる。
これはすごいねぇ。口入れたと思ったら無くなるってくらいの口溶け感。めちゃめちゃ旨いじゃないか頭肉!!あなたが今回の MVP です!!
まぐろのほほ肉
ほほ肉も初めて食べる。
柔らかさと繊維感が同居するのね。これもめっちゃ旨い!
まぐろの喉肉
喉肉も初めてです。
赤身よりちょっとギュッと引き締まった感じですね。旨し!
2 人で 16 皿でした。
さすが、すすきので長年生き抜いている回転寿司ですな。全部旨かった。家の人は三大回転寿司よりもぱさーるさんが好きって言ってましたが、ホントそのくらい旨かったですな。いい戦いでした。確実に再度お手合わせをしてもらいに行きますね。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
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他の寿司。
店舗情報
回転寿司 ぱさーる
〒064-0804 北海道札幌市中央区南4条西2丁目10−1
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