釣り、それは大人の男の趣味。バス釣りとかフライフィッシングなんてもう完全に大人。
帯広に住んでいた時、釣り好きから『リバー・ランズ・スルー・イット』を勧められて GEO で借りましたよ。でも、なんだか忙しくて観る時間のないまま返却日になり、そのまま返したのは苦い思い出ですな。
十勝は川釣りの盛んな地域だったんで、服屋の店員さん達から誘ってもらいました。しかし、如何せん虫が苦手。山の中の川なんか入って行こうものなら、大型の見たこともない虫たちがたむろしている。
なので "虫が苦手" という理由でお誘いを断っていました。
しかしながら、前述したように "釣り = 大人の男" ってイメージがあるんで、興味がないわけではない。また、父親が釣り好きだったために、子供の頃に何度か一緒にいったことがある。でも、釣れたことはない。なので、"釣り = 暇" ってイメージもあるのだ。
そんな "釣りに興味はある系オジサン" の僕も、冬の釣りの代名詞であるワカサギ釣りに行くことになりました。
凍った湖にグリグリと穴を開け、糸を垂らして釣り上げる。ダブル、トリプルとワカサギが引っかかるワイルドな釣り。そんなイメージをふくらませながら、『水曜どうでしょう』でもお馴染みの新篠津村に向かいます。
米どころですな。
オンラインで予約をしてあるため、受付を済まし釣り場へ。
湖にはビニールハウスのちっちゃいのが建てられている。その中で釣りをするため、そんなに寒くないらしい。
ビニールハウスの中には灯油ストーブも完備。これは助かる。
餌になる虫は素手で触れないのでゴム手で。念の為、モザイク処理してます。
両手にゴム手をはめると針を上手く刺せない。なので、機動力を確保するために右手は素手。
最初、虫を針に刺すたびに
「ひぃぃぃぃぃぃぃ〜っ!!」
ってなってましたよ。しかも、一匹を 2 つの針に刺して真ん中から半分に切るなんてやり方だしね。出てくる虫汁がキモい。手についたら死ぬ。
しかし、これを乗り越えないと大人の男の釣りができないので、なんとか乗り越えるのだ。
グリグリとドリルで穴を開けて釣ると思ってたけど、すでに大きい穴が開けてあります。グリグリしたかったんだけどなぁ。残念。
なんとか虫をつけて糸を垂らすも、全然釣れない・・・。一向に釣れない・・・。
ワカサギ釣りってガンガン釣れるもんだと思ってたのに、全く釣れない。これじゃ、ダブル、トリプルと釣り上げて行進なんてできたもんじゃない。前日からイメトレしてきたのと違うじゃないか・・・。
結局、2 時間半の釣果は 8 人で 3 匹 (1 匹はウグイ)。
釣り上げたワカサギを天ぷらにしてもらって喰らう。そして、揚げきれなかったワカサギをジップロックで持って帰って夜も天ぷらを喰らうという計画は頓挫したのである。
釣りも終わったんで昼飯を。
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施設内のレストラン前
あんかけ焼きそばがおすすめなのね。
1 匹も釣れなかったけど、いざ店内へ。
店内
随分と混んでるため、撮影は自粛。
メニュー
こういうところなんで、強気な価格設定。
麺類からジンギスカンまで。
ワカサギもあるのだ。
こういうところはカレーと相場が決まっている (個人的なイメージ) ので、"ポークカレー" をチョイスし、穏やかに待ちます。
実食
ポークカレー
きました。
見慣れた感じの馴染みやすい面構え。
劇的に旨いわけでもなく、不味いわけでもなく、イメージ通りのそこそこな味です。
このくらいの味だよねってところにきっちり落とし込んできたカレーですな。想定内。こんな感じですよね。
担々麺
家の人が頼んだ担々麺。
こちらは想定外に旨い。そして想定外に辛い。カレーよりも全然辛い。
わかさぎの天ぷら
釣り上げて食べる予定だったのに、お金を払って食べる虚しさ。
"初めては好きな人と" なんて夢を描いていた DT が、結局叶わず風俗で卒業を済ませてしまう気持ちと似ているじゃないだろうか。
初めてのワカサギ釣りはボウズでしたが、楽しかったのだ。
来年は違う場所で行進をしようと心に誓ったのである。
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なんとなく別の天ぷらと担々麺の記事を。
釣り場
しんしのつ温泉 たっぷの湯
〒068-1100 北海道石狩郡新篠津村第45線北2
ワカサギ釣り好きはこちらもね。