地下の飲食店街って、なんか良い。周辺で働くサラリーマンの憩いの場になってる居酒屋とかラーメン屋とかがある感じ。
オルチャンメイクをした女の子が、映えるスイーツを求めてきたりはしない。基本的に仕事ですって感じのスーツを着たサラリーマンや OL さんが、いそいそとランチを食べる場所。夕暮れ時には、酒を飲みながら愚痴を言ったりクダを巻いたりしている場所。馴染み客が「いつものね」なんて言いながら飯を食う場所って感じ。
サラリーマンではないけれど、そんな場所が好きなのです。
こんな入り方で以前も書いた気がするが、誰も覚えていないだろうから問題ないのです。
今回、お目当てのお店が姿を消していたため、急遽地下飲食店街へ向かったのだ。向かったのは、以前から何度も足を運んでいる『そば処 ふうび』さん。
大通駅 3 番出口直結の飲食店街に居を構えている『そば処 ふうび』さん、1 番出口にある『立ち食いそば ながら』さんの姉妹店なんです。
『ながら』は創業 40 年超、『ふうび』は創業 30 年超という歴史あるそば屋なのだ。どちらも駅直結のため、大通で働く企業戦士たちを長年支え続けているわけですよ。
そんな愛されそば屋に久々にお邪魔することにしたのである。
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外観
歴史を感じる薄い緑の暖簾。ふうびって漢字でも書いてありますが、びの字が難しいですね。
一世風靡セピアの靡ですね。オジンオズボーンの篠宮さんに覚え方を教わりたい。
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こういそば屋には食品サンプルが欠かせないですな。
セットものも豊富に揃えているのです。腹が減ったこの辺のサラリーマンには嬉しいでしょうなぁ。
日替り定食、この日は大エビ天丼にそばで 750 円。カツカレーやカツ丼の時もあります。
では、心を日替り定食一択に決めて、いざ店内へ。
店内
いかにも昭和のそば屋って風情なんですよ。
町のそば屋って感じの気取ってない店内。町の蕎麦屋はこういう店内が良い。
ランチタイムは禁煙ですが、夜は喫煙可能です。
正面に向かい合って座る席をなくしています。なので、2 人ですが横に座るように案内されました。
では、メニューを拝見。
メニュー
そばは 550 円からとリーズナブル。大通勤務の企業戦士たちの味方って感じ。
温かいそばもメニューが豊富。おいなりさん 2 ケで 100 円ていうのも嬉しい価格設定。
もう一品いかがですか?のフォントが、水曜どうでしょうで使ってそうな感じですな。
豊富なセットメニューもリーズナブル。このご時世に大通駅直結の立地でこの価格でいけるとは、企業努力のなせる技でしょう。
"とんかつセット" で 900 円ですぜ、奥さん。
新メニューの "カレーカツ丼" は、立ち食いそば『ながら』のカレーを使った『富士そば』直伝の逸品ですって。
これも気になる。
いろいろ気になりますが、初志貫徹で "日替定食" をもりそばでオーダーし、静かに待ちます。
実食
日替定食 (大エビ天丼 & もりそば)
きました。
メインの大エビ天丼にもりそば、冷奴も添えて。
なかなかのボリューム感です。
もりそば
もりそばだけど、海苔が乗ってます。
ここのつゆはカツオがビシッと効いたつゆ。こういうつゆ好き。以前店主さんに聞いたところ、かなりこだわって出汁を取っているのです。
そばは少し長めで、程よいコシもあるのです。
大エビ天丼
"大エビ天丼" の名に恥ぬ大きなエビ天が鎮座しています。ちくわの天ぷらとナスの天ぷらもいらっしゃいます。
甘いタレを染み込ませつつ、しっかりとサクサク感を残したエビ天。
これにそばが付いて 750 円ですよ、奥さん。
そば湯はサラッとしたタイプ。そば湯を入れると、つゆの出汁がより一層引き立って旨いのですよ。
綺麗に完食。
ホント、こんな立地にありながらリーズナブル価格、さらにお値段以上のそばを食べさせてくれるお店なのだ。
おいなりさんも旨いんで、次回はおいなりさんセットにしよう。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
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そばとか天丼とかの記事。
店舗情報
そば処 ふうび
〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西4丁目1 新大通ビル
町のそば屋好きはこちらもね。