世の中には三大なんちゃらってのが一杯ある。
日本三大夜景といえば、函館、神戸、長崎。ちなみに、日本新三大夜景は長崎、札幌、北九州なのだ。さらに、新日本三大夜景ってのが、山梨、奈良、北九州。夜景って九州と北海道が強い。
そして、日本三大ラーメンといえば、札幌ラーメン、博多ラーメン、喜多方ラーメン。ここでも、北海道と九州が強い。
日本全国、ご当地ラーメンはたくさんある。北海道だけでも、札幌ラーメン、旭川ラーメン、函館ラーメン、釧路ラーメン。八王子ラーメンに、亀山ラーメン、和歌山ラーメンとか徳島ラーメンなんかもありますな。そんな中、福島県の喜多方ラーメンがランクインしている。
昭和初期に中国人の藩欽星さんが屋台で始めた支那そばが原点という喜多方ラーメン。
以前、大学時代の友人の結婚式で福島に行った時、ラーメンを食べたけど喜多方ラーメンだったかは記憶にない。きっと違うんだと思う。
札幌ではあまり見かけない喜多方ラーメンですが、豊平区にある名店『らーめん心繋』さんで食べられるのだ。
『らーめん心繋』といえば、新潟の長岡市のご当地ラーメンである生姜醤油ラーメンを提供することで有名な店。長岡生姜ラーメンも札幌ではここだけかしら?さらに、長岡ラーメンだけでなく、燕三条ラーメン的な背脂煮干しラーメンもあるのだ。
そんなお店の喜多方ラーメン、これは食べずにはいられない。
てことで、今回は一日 30 食限定で提供される喜多方ラーメンを食すために、月寒に向かうのである。ま、いつもカットしてもらう美容室から徒歩 5 分なんで、髪切るついでなんですけどね。
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外観
東北通り沿い、セコマの向かいに居を構えます。駐車場はわかりにくいので要注意。
この通り、薬膳ラーメンの名店『ハナウタ』もあるだ。
何故か書いてあるアンパンマンやバイキンマンを横目に見つつ、いざ店内へ。
店内
券売機
券売機で食券購入スタイル。
新潟は長岡市の生姜ラーメンを出してるんですよね。以前食べましたが、甘味のある醤油スープが旨いんです。
今回は一日 30 食限定の "喜多方ラーメン" が気になっているのだ。季節柄、熱いのだけではなく冷たいのにもできます。
カウンターとテーブル席のある店内は賑わっております。住宅街なんで家族連れもいらっしゃる。てことで、店内写真は券売機とこのカウンターの写真のみ。
暑い日ではありますが、限定の "喜多方ラーメン" を熱い方でオーダーし、静かに待ちます。
実食
喜多方ラーメン
きました。
チャーシューとなるとのみのシンプルな面構え。ネギは抜いてあります。
チャーシュー麺じゃないけど、4 枚入っています。肉増しにしたら丼一面チャーシューになりますが、ダイエッターなんでノーマルですよ。
まずはスープを。
豚が来る。全力で豚が走ってくる。けど、臭みがあるなんてことはない。塩梅も完璧だ。濃すぎず薄すぎず、良い塩梅という言葉はこのスープのためにあるんじゃなかろうか?
初めて食べたけど懐かしいスープ。この豚骨の香り、実家で母親が作るスープを思い出させるのだ。もちろん、こっちの方が旨いけどね。
麺はツルツルモチモチピロピロ麺。いわゆる札幌ラーメンでは使わない麺。
麺とスープが一体となって襲いかかってくる。こちらも負けじと箸を止めずに吸い込んでいくのだ。
チャーシューもトロトロでホロホロ。
スープが旨すぎて、危なく完飲するところでしたが、自粛。
郷愁を感じる喜多方ラーメン。札幌ではあまり出会うことないですが、食べたくなったらここに来よう。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
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豊平区、白石区のお店。
店舗情報
らーめん心繋
〒062-0055 北海道札幌市豊平区月寒東5条8丁目5−12
ラーメン好きはこちらもね。