『孤独のグルメ』が好きだ。何度も書いてるけど今回も言わせていただきます。何故なら復帰初戦は聖地巡礼だから。ちなみに、移住前の昨年冬のお話です。
冬といえば温かい麺が食べたくなる季節。福岡人以外に福岡の麺と言えば?と問うと豚骨ラーメンですが、福岡っ子はうどんと答えると言うくらいうどんの街、福岡。
『はなまるうどん』や『丸亀製麺』などの進出により「うどんと言えばコシだろ?」って風潮に満ち満ちた 2000 年代以降の日本。そんな風潮と真向対立する福岡やわうどんとの手合せに向かうのである。
と言うことで、今回の巡礼先は Season4 の博多出張編で登場した呉服町にある『みやけうどん』さんです。
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外観
渋すぎる面構え、そして提灯。
呉服町の渋い路地とのシンクロ率は 100% なのだ。
では、福岡うどんと対面するため、いざ店内へ。
店内
カウンターとテーブルのこじんまりした店内にも歴史を感じるのです。店内には韓国人と思われる先客さんもいらっしゃいます。
早速、五郎さんにご挨拶をしましょう。
入れ放題のネギがおもむろに置いてあります。
メニュー
- うどん・そば 400 円
- 丸天 100 円
- ごぼう天 100 円
- きつね 100 円
- いなり 50 円
などなど。値上がり値上がりのこのご時世と思えないリーズナブルな価格は、ノスタルジックなのです。
ここはもちろん五郎さんに倣って "丸天うどん" と "いなり"、追加で "ごぼう天" をオーダーし、片隅のテーブルで静かに待ちます。
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実食
丸天ごぼう天うどん
きました。シンプル・イズ・ベスト、全ての無駄を削ぎ落としたスタイルだ。
この汁、旨い。この黄金色の出汁をジョッキで注文できるなら頼みたい。そして一気に飲み干したい。
さぁ、やわうどんへ。
コシがなくても旨いのよ。やわやわな食感も旨いのよ。
冷凍じゃない袋うどんを鍋の締めにいれて、煮込まれたのも旨いもの。同列で語るものじゃないけどね。
丸天、ごぼう天も素朴な味わい。気軽に追加できる価格ですから、こんな感じが丁度いいのです。
いなり
五郎さんも言ってたけど、酸味を前面に押し出したおいなりさん。
小振りなおいなりさんは 2 口サイズって感じです。
酸味至上主義なおいなりさん、これはこれで旨いけど、おいなりさんは甘いって頭で食べるから撹乱されるのです。
完食。福岡でも快勝です。
お手頃価格で旨いうどんを堪能した福岡巡礼一軒目でした。そして、隣にあるラーメン屋さん、五郎さんは入りませんでしたが僕は後日お邪魔しましたが、それはまた別のお話。
次回からも巡礼編が続きますので、引き続きご愛顧いただけますと幸いです。
ご馳走様でした!!美味しかったです!!
では、たのお越しをお待ちしております。
他の巡礼はこちら。
店舗情報
みやけうどん
〒812-0036 福岡県福岡市博多区上呉服町10−24
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